フルーツ王国長野では、りんご、もも、なし、ぶどう、さくらんぼ…などなど、きりがないほどの沢山の種類のフルーツが栽培されています。
中でもりんごはその美味しさと加工のし易さから、りんごスイーツのおみやげとなって沢山販売されおり、おみやげ物屋さんの中でもその存在感は大きい大きいものです。
今回は長野駅周辺で買える「りんごスイーツ」にターゲットを絞り、実際に店員さんのオススメや、気になったものを買ってきて試食してみました。
たくさんあるりんごスイーツの、どれを買ったら良いか迷っている方には必見です。
チーズinタルトバウム(あづみ野菓子工房彩香)/ご当地おやつランキング1位の実力はいかに
購入した店舗は、長野駅ビルMIDORI2階のあづみの菓子工房彩香さんです。
売り場ブースには大きく「2016年ニッポン全国おやつランキング全国1位」というポスターが張ってあり、店員さんもオススメしてくれたチーズinタルトバウム 信州りんご 300円/個を購入しました。
こちらは、バウムクーヘンの穴の部分に、濃厚なチーズフィリングが詰めてあり、その上に薄切りにしたりんごのコンポートが乗っています。
このチーズフィリングが想像していたよりも濃厚で、いうなればこってり系ベイクドチーズケーキです。
とはいっても嫌なこってりではなく、チーズの風味も良く、さらにりんごが爽やかに中和してきてとても合います。
チーズケーキ好きさんには絶対オススメします。
食べ方の説明書がついてきたのですが、オーブンで焼いてフィリングをトロリとさせるのがいちばんのおすすめの食べ方だそうです。(私は読む前に食べてしまいました)
日持ちは購入日を含む4日ですので、生菓子の中では日持ちは長い方ではないでしょうか。
要冷蔵なので帰る直前に購入するのが良いでしょう。
持ち歩きに時間がかかる場合は、冷凍してあるものもありましたよ。
価格:3,350円 |
Missアップルパイ(りんごの木)/手作り風なシンプルラッピングがおしゃれ
りんごの木さんではひとつから買える商品がこれしかなかったのもあり、長野駅ビルMIDORI2階の店舗でMissアップルパイ 370円/個を購入。
細長いアップルパイが白い紙に包まれ、可愛いタグで口が絞ってあり、無造作に置いてディスプレイされた見た目がおしゃれで、目を引きます。
商品はいわゆる普通のアップルパイで、フィリングのりんごは長野県産の紅玉が使用されています。
もう少しお値段設定が安かったらよかったのですが、こちらは正直な感想を言うと、コスパはイマイチかもしれません。
好みの問題ですが、フィリングのりんごは形がなくなるくらいまで煮込まれており、りんごがざくざくと感じられるアップルパイが好きな方にはちょっと残念な気持ちになるかも。
そして、もう少し何か特徴づけがあったらよかったなと思いました。
日持ちは2・3日となっていますが、パイですから買ってすぐ食べるのがいいかもしれません。
ワタシは3日後に食べたので、即日食べていたら違った感想になったのかも。
こちらのお店には、他にもりんごを使った商品が多数あったので、期待したいですね。
りんご小径(二葉堂)/創業218年の老舗が作る銘菓
長野駅ビルMIDORI2階の二葉堂さんで購入したこちらのりんご小径 220円/個は農林水産大臣賞を受賞したことのあるお菓子だそうです。
バウムクーヘンのように層になっている生地の間に、サクサクのりんごコンポートが挟まれていて、トップがホワイトチョコでコーティングされいます。
このチョコレートの食感がまた違ったアクセントになりいい感じです。
ラムの風味をかなり感じたので、公式HPにある紅茶と合わせるのがオススメというは納得です。
味・大きさ・値段・日持ちが14日という長さを考慮すると、おみやげとしてかなりハイスペックな商品だと思いました。
【ふるさと納税】りんご小径 10個入 【お菓子・スイーツ・バウムクーヘン】 価格:9,000円 |
信州産ふじりんご(外松)/こだわりの国産ドライフルーツ
りんごのドライフルーツはいくつか種類があったのですが、やわらかいタイプはおそらくこの信州産ふじりんごやわらか仕上げ 220円/円だけだったように思います。
長野駅ビルMIDORI2階にある、セレクトショップのような信州くらうどで見つけました。
ひとかけらが大きめで、砂糖使用しているので結構甘めですが、りんごのうまみがギュっと凝縮されていて、ひとかけらでも満足できてしまいます。
ですが自然な甘さがお好きな方は、ドライにしただけのものがいいかもしれません。
日持ちは約4か月と長いので、いつ会えるかわからないけど、おみやげを渡したい人向けによいのではないでしょうか。
旅先ではあれこれ買いすぎて荷物が重くなるので、軽い物は持ち運びにも助かります。
ドライフルーツはヨーグルトに入れて、すこし戻し気味にして食べると美味しいですよ。
北信濃とよだのりんご半どら焼き(栄心堂)/意外な伏兵現る
西友石堂店(←おみやげ購入の穴場として紹介記事書いております。よかったらこちらをご覧ください)を何か掘り出し物のおみやげはないかな?ウロウロして見つけたのが、パンコーナーの一角にひっそりと売っていた、北信濃とよだのりんご半どら焼き(栄心堂) 185円/個です。
正直見た目は地味だし、お値段もリーズナブルなので、りんごはちょっぴりしか入っていなのではないかと思いながら試食してみました。
が・・・! コイツは予想を裏切る伏兵でした。
白あんにざくざくと食感の残るりんごコンポートがたっぷり混ぜ込んであり、りんごの酸味とあんこの甘さが、最高にマッチします。
あぁもうひとつ買ってくればよかった~。
日持ちはワタシが買った時点で25日後だったので、恐らく4週間くらいと思われます。
原材料は小麦粉・砂糖・卵・長野県産りんご・白あん・水あめ・はちみつ・重曹・トレハロースと保存料が使われていないのが、またいいですね。
半どら焼きの半は皮一枚を半分に折ってあんを包んであるからかな?
シナノスイートソフトクリーム(JAながの)/おみやげにはできないけど・・・
長野駅善光寺口のロータリー前にあるJAながの 農産物直売所(←こちらも西友と同じ記事の中で紹介しています。)ではシナノスイートソフトクリーム 280円/個が販売されています。
当然おみやげに持って行くことはできませんが、自分への思い出のおみやげ?としていかがでしょうか。
農協牛乳のソフトもあってそちらも食べてみたかったな。
ミックスはないのか聞いてみたらよかったですね。
最後にりんごマメ知識/知っていると自慢できるかも?
りんごの生産量
りんごの生産地といえば、青森県を思い浮かべる方も多いと思いますが、実際に生産量ダントツトップは青森県でシェア60.7%となっています。
2位が長野で17.7%になります(2020年時)
日本のりんごの約8割はこの2県で生産されているのですね。
ことわざ
りんごは聖書に出てくるくらい、古くから人々に親しまれてきた果物であるため、世界中にりんごにまつわることわざが存在しています。
りんごは栄養価に優れた食べ物であることから「りんごが赤くなると医者が青くなる」ということわざは有名ですね。
こんなのもありました。
「良いりんごはよく糞の上に落ちる」(ナイジェリアのことわざ)良い人ほど早くに亡くなってしまうというような意味らしいです。
ナイジェリアの人々はよっぽど、ピンポイントで「そこ」にばかり落ちることが悔しかったのでしょうね。
まとめ
今回は長野駅周辺で買えるりんごスイーツに絞って、いろいろ探してみました。
他にもまだまだたくさんあって、紹介するものを絞るのに苦労しました。
各社、長野の美味しい食べ物を全国に知らせたいとう意気込みが伝わってきますよね。
おみやげ売り場で、りんごと並び存在感を出していたのは、栗スイーツだったので、秋になったら栗スイーツ特集をやってみたいと思います。
このブログが、次に旅に出るあなたのお役に立てば幸いです。
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