横浜、神戸、長崎…港街ってロマンチックなイメージで、女子なら憧れる観光地ではないでしょうか。
そんな憧れの長崎に夕方に到着したとしても、できる限り時間を有意義に使って、インスタ映え抜群のフォトスポットで写真を撮りたいですよね。
今回ワタシは夕方から長崎市内の観光してみたのですが、とても楽しめたので、そのルートをご紹介したいと思います。
長崎リピーターの方も夜の観光地という違った顔が楽しめますよ。
長崎市内の周ったルートとインスタ映えスポット
2022年7月20日 長崎の日の入りは19:27でした
※( )内は路面電車の駅名
(長崎駅前)→(市民会館)→松翁軒本店→眼鏡橋→浜町アーケード→和泉屋浜町店→ツル茶ん→(浜町アーケード)→(新地中華街)乗り換え→(大浦天主堂)→大浦天主堂→グラバー園→(大浦天主堂)→(長崎駅前)
松翁軒本店
創業は江戸中期の老舗です。
営業時間は9:00~18:00で2階には喫茶室があり、そちらは17:00までになっています。
オーソドックスなカステラの他にチョコラーテというチョコレートを混ぜ込んだカステラも人気。
涼峯という長崎県産のレモンの皮の砂糖漬けが入っている季節限定商品もあります。
価格:3,360円 |
眼鏡橋
路面電車眼鏡橋駅から徒歩4分で、日本初のアーチ式石橋として有名です。
おだやかに流れる川面に移る影が、眼鏡のようになるのことから呼ばれることに。
護岸にはハート型になっている石があり、恋人たちに人気のスポットになっています。
ワタシが訪れた時間はまだ日の入り前だったので、ライトアップはされていませんでしが、通年通して日没~22:00までライトアップされています。
和泉屋浜町店
浜町アーケード駅から行くと、終わりの方にあります。
営業時間は9:30~18:00
オーソドックなカステラの他には、カステラスイーツとして、見た目にも華やかな商品展開が特徴的なお店。
一切れづつのカステラなどもあり、ちょっとしたおみやげを購入するのに最適です。
九州 ギフト 2022 和泉屋 綺麗菓7切(蜂蜜・大納言)本場長崎カステラ【長崎土産】I82H09【常温】 価格:1,080円 |
九州 ギフト 2022 和泉屋 綺麗菓7切(抹茶・大納言)本場長崎カステラ【長崎土産】I82H10【常温】 価格:1,080円 |
ツル茶ん
浜町アーケード駅から徒歩5分
創業は大正時代という九州最古の喫茶店で、営業時間は10:00~21:00です。
昔懐かしトルコライスをはじめ、ジパングトルコなど、バリエーション豊かなトルコライスメニューがあって迷ってしまいます。
長崎の食べるミルクセーキ発祥の店でもあります。
大浦天主堂
路面電車大浦天主堂駅から徒歩で普通に歩ければ5分ですが、途中がかなりの坂なので、どれくらいかかるかは、人それぞれのポテンシャル次第。
入場可能時間は8:30~17:30で料金は1,000円となっています。
世界遺産として登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産のひとつです。
グラバー園
大浦天主堂からすぐで、通年の開園は8:00~18:00です。
2022年のこれからの夜間開園の予定は、10月9日までは開園21:30まで(最終受付21:10)、12月7日と14日を除く、12月1日~12月25日までは開園20:00まで(最終受付19:40)が予定されています。
スコットランドの貿易商トーマス・グラバー邸をはじめ、3つの重要文化財の住宅や洋風建築の建物を見ることができます。
長崎市ライトアップスポットめぐりのひとり旅
家族や友人との旅行も行きますが、お気楽なひとり旅が好きです。
今回はそんなひとり旅ならではの体験ができたので、上記のルートを周ってみたレポートもぜひ読んでみてくださいね。
ホテル~長崎駅前~眼鏡橋
宿泊場所はホテルクオーレ長崎というJR長崎駅目の前で、バスや路面電車に乗るのにも便利な場所に位置します。
ただし、部屋はかなり狭めですので寝るだけのための宿といった感じになります。
17:00出発 ホテルで路面電車の乗り換えマップをもらっておくと、その場でどこに行こうか考えたり、電車の行先を確認するのに役立ちますよ。
まずは長崎に行ったら絶対に見ておきたかった、眼鏡橋に向かいます。
長崎駅前から出ている路面電車は、直接には眼鏡橋の最寄り駅には行かないので、乗り換え駅に行きます。
市民会館駅に到着して乗り換えようと思ったのですが、歩いても行かれそうだったのでそのまま歩いてみました。
途中に雰囲気のある建物の松翁軒があったので、おみやげにカステラを購入しようと立ち寄ることに。
こういう、その場の思い付きで行動できるのがひとり旅の良いところ。
店員さんに普通のカステラ以外でおすすめは何ですか?と尋ねたところ、季節限定の檸檬カステラで、冷やして食べるのがおすすめということだったので、そちらを購入。
後でわかったのですが、おそらく普通のカステラより賞味期限が短いのか、松翁軒さんの期限設定が短いのか、半月後に会う母へのおみやげにはむきませんでした。
店員さんが期限がいつと説明してくれたのに、聞いてなかったワタシが悪い。会う日まで冷凍保存にしました。
とは言ってもすぐにお渡しできるのであれば、問題のないのでご心配なく。
美味しいものはすぐに食べなくてはですね。
松翁軒を出てしばらく歩くと「←眼鏡橋」の看板がでてきたので、曲がるとすぐに見つかりました。
眼鏡橋は、ワタシがひとり旅が好きになるきっかけになった小説に出てきた場所で、中学生だったワタシは、「いつかひとりで訪れるんだ」と心に決めた場所でした。
実に33年越しの実現です。歳をとりました…
平日だったからか、夕方だったからのかわかりませんが、川辺のベンチで座っている人はちらほらいても、写真を撮ったりしている観光客はワタシの他にひとりしかいませんでした。
おかげで誰も映り込まない、きれいな写真が撮れました。
眼鏡橋~中町アーケード~ツル茶ん
眼鏡橋で感慨にふけった後は、長崎の繁華街である中町商店街というアーケードへ。
こちらも歩いてすぐでした。
お目当てはツル茶んという、老舗喫茶店で長崎名物トルコライスを食べること。
ツル茶んに向かう途中のアーケード内に、和泉屋というカステラ屋があったので、そちらにも立ち寄ってみました。
ここでも同じ質問をしたら、綺麗菓(きれか)という2層になったカステラをすすめられ、見た目がきれいで女子受けしそうだったので、同僚のおみやげに購入。
和泉屋は普通のカステラ以外にもカステララスクやチョココーティングされたカステラなど、バラエティ豊かなラインナップで見ていて楽しいです。
お目当ての喫茶店はアーケードを抜けてすぐにありました。
最近のおしゃれなカフェではなく、古き良き喫茶店という趣で、扉を入ると2階席に案内されました。
店内には有名人?の色紙がたくさん貼ってあって、人気度がうかがえます。
ツル茶んにはオーソドックスなトルコライス以外にも、いろいろなバリエーションのものが多くて有名です。
ですがワタシは初めて食べるので、ピラフにとんかつが乗ってその上にカレーがかけられ、ナポリタンとサラダも乗っている昔ながらのトルコライス一択で注文。
それと、これも長崎名物のミルクセーキも頼むという、カロリーお化けの夕食という暴挙にでました。
トルコライスは見たまま大人のお子様ランチです。
とんかつは柔らかく、かかっているカレーが辛くはないけどアクセントになって、ボリュームの割には食べ進められます。
ナポリタンも太目のパスタにケチャップたっぷりで、昭和のお母さんが作ってくれたナポリタンという感じ。
食後のミルクセーキはハーフサイズをもらったのですが、ハーフでもかなりの量でした。
一般的にミルクセーキというと普通の液体を想像すると思うのですが、長崎のミルクセーキはフラペチーノのようになっていてシャリシャリをすくって食べます(飲みます?)
甘くてこってりしていそうな名前とは裏腹に、レモンが効いているのか少し爽やかな酸味を感じてさっぱりとしています。
ツル茶ん~大浦天主堂
長崎は前々日まで大雨で、この日も雨予想だったので、ここで帰る予定にしていたのですが、どうやら大丈夫そう。
急遽、夜でも行かれる場所を探してみたら、夜の大浦天主堂のライトアップが綺麗で、近くのグラバー園も期間限定の夜間開園中とわかり、行ってみることに。
また、路面電車に乗って最寄りの大浦天主堂駅まで移動です。
長崎市の観光名所には、近くまで路面電車が走っているので便利ですね。
駅からすぐなのですが、大浦天主堂はかなり急な坂道を上がった上にあります。
昼間なら賑わっているであろう、みやげ物店も全部閉まっていて、寂しい感じがします。
ゆっくり休み休み坂を登りきると、目の前にライトアップされた、世界遺産大浦天主堂が荘厳な雰囲気で存在しています。
ネット情報では人気スポットでタクシーで見に来る人が多いと書いてあったのですが、ひとっこひとりいません。
天主堂自体はもう閉門しているので、門の外から見るだけですが、祈りの場という神聖な場所にひとりでいるというのも、何か特別な体験に感じました。
とてもきれいな写真が撮れたので、次のグラバー園へ向かいます
大浦天主堂~グラバー園~ホテル
グラバー園は大浦天主堂のすぐ近くに入口があります。
こちらも人影がなく、もしかしてやってない?と思ってしまいましたが、ちゃんとイルミネーションもされていて、受付をしていました。
グラバー園は山の中腹にあって一番上まで動く歩道で上がって、見ながら降りてくるような作りになっています。(だったと思うのですが、看板などが暗くてよく見えずでした)
そんな予感はしていたのですが、ここもひとっこひとりいなくてちょっとあせります。
夜の古い洋館とは、どんなイメージを持ちますか?ロマンチック?ちょっと不気味?
確かにライトアップされていて、とても綺麗だったのですが、ワタシはひとりだったのもあって、ちょっと無気味に感じてしまいました。
外から眺める分にはいいのですが、建物内に入るのはちょっと怖くて、速足で回ってしまいました。
いや人がいたらいたで、びっくりそうでそれまたちょっと怖いんですけどね。
いちばんメインのグラバー邸はラストに出てきて、旅行ガイドでよく見るようなアングルから、ゆっくり写真を撮影。
多分昼間だと人が多くてゆっくり撮っている暇はないかもですね。
そして出口から出てみたら入口とは違うところで、ここはどこ?状態に。
今はスマホでGPS検索ができるので、ガチ迷子になることはないですが、とりあえず近くに警備員さんの詰め所があったので、警備員さんに聞いたら親切に駅までの道順を教えてくれて無事に帰ることができました。
そのまま路面電車に乗り、長崎駅前まで戻ってきてホテルへ帰り、時間は21時になっていました。
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夕方からスタートして、観光スポットを3つ周り、名物を食べて、おみやげも買うことができたので、我ながらなかなか良いプランだったと思います。
昼間は人出の多い観光地にひとりぼっちという、普通はあまりできない、ちょっとゾワゾワしてしまうような経験ができるかもしれないので、ソロ活が好きな方はぜひ行ってみてください。
もちろん恋人同士で仲良く周るのも、お友達とわーわー言いながら、周るのもいいですよね。
ワタシのブログが次に旅に出るアナタのお役に立てば幸いです
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