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自衛隊イベント情報2022/防衛大見学ツアー応募方法など

自衛隊

自衛隊関係施設に入れるイベントというと、年に数回だけ開催されるものをイメージすると思いますが、通年を通して開催されているものあるのをご存じですか?

今回はそのような毎週開催されている、見学イベント、防衛大学校見学ツアーに行って来ましたので、その様子をご紹介します。

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防衛大学校とは

防衛大学校とは神奈川県横須賀市にあり、将来の陸海空自衛隊の幹部となる人材を教育訓練する学校です。

防衛大の学生は学生でありながら特別職国家公務員になります。

そのため、学生には学生手当が毎月と、期末手当(ボーナス)が支給されます。学生として学びながらお給料ももらえてしまうのです。

学生である4年間は、全員学生舎という生活スペースで同級生・先輩・後輩と共に寝食を共にして、過ごします。

お給料ももらえて、生活にかかる食事や住居も支給されながら勉強できるなんて最高!と思いますが、その代わり、外出などが自由にできないなど、厳しく管理された生活を過ごさなくてはなりません。

ですが防大出身の方に話を聞くと、厳しく大変であったが、その代わりに得るもの大きいと大多数の卒業生が思っているようです。

一生のうちに一度は、何か大変なことを仲間とやりとげる経験をするというのは本当にかけがえないことだと思います。

そんな学生生活を詳しく知りたいという方は、防衛大の学生さんが主人公のマンガあおざくら防衛大学校物語を読んでみてはいかがでしょうか?

あくまでマンガなので実際の卒業生さんなどからすると、つっこみどころもたくさんあるようですが、だいたいこんなこんな感じという雰囲気はつかめるでしょう。


あおざくら 防衛大学校物語 (1) (少年サンデーコミックス)



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防衛大学校見学ツアー内容・申込方法やアクセスなど

防衛大学校の見学ツアーは祝日・年末年始を除き、毎週月曜日と金曜日は午後のみ、水曜日のみ午前午後とおこなわれています

防衛大見学ツアー内容は?

内容は本部庁舎記念講堂→※資料館学生会館(防大グッズが購入できます。)→屋外展示物などで、午後のコースにはこれに加えて学生の課業行進(それぞれの授業を受ける場所まで、集団で行進すること)を見学することができます。

※資料館の見学は事情により休止されています(2022年10月現在)

防衛大見学ツアーはHPからできます

自衛隊のイベント関係の申し込みは、いまだに往復はがきでとかも、ままあるのですが、防衛大の見学ツアーは公式HPから見学の3日前まで申し込みできます。

こちらから申し込みページへ行かれます。

防衛大学までのアクセス

横須賀市の小原台という高台に位置する防衛大へのアクセス方法をご案内します

電車とバスの場合
・京浜急行「馬堀海岸(まぼりかいがん)」駅から京浜急行バス「防衛大学校行き」約6分
・JR「横須賀駅」から京浜急行バス「防衛大学校行き」約30分

電車と徒歩の場合
「馬堀海岸駅」から歩いて約25分くらいですが、かなりの坂なので、体力に自信のある方だけにした方がいいと思います。

私有車両の場合
防大見学ツアーには私有車両で訪れることもできます。
その際には申し込み時に車種やナンバーなどを記載して申し込みます。


自衛隊防災BOOK

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防衛大学校見学ツアー参加レポ

2022年10月上旬に防衛大学見学ツアーに参加してきましたので、その様子をご紹介します。

あいにくの雨模様の中、防衛大学正門で係の方が来るのを待ちます。

ワタシが参加した回は女性4人、男性1人だったので女性が多いのが意外で、ツアーガイドさんにいつも女性の方が多いのか聞いてみたら、たまたまだったそう。

最近ではマンガやドラマの影響で見学する方も多いそうです。

正門から正面にどーんとあるのが本部庁舎で、防大の職員がここで働いています。

とても広い広場のようになっていて、人もいないのでちょっと日本ではないような雰囲気です。

 

本部庁舎の玄関ホールです

防大の理念が描かれたタイルや、防大に留学している留学生の国の国旗が飾られていました。

日本人でなくても入学できるのはちょっと意外ですよね。

ですがこの留学生との親交のおかげで、後に母国に帰って士官となった同期が、国際交流時に助けてくれたりなんてこともあるそうです。

 

防大の年間行事や記念の盾、防大に来校してくれた宇宙飛行士や小泉進次郎議員(地元横須賀ですから)などの紹介写真がありました。

 

卒業式の帽子投げが行わるので有名な記念講堂です。

帽子なげは誰が最初にやり始めたのか質問してみたのですが、1期生ではないことは確かだけど、わからないとのことでした。

元々はアメリカの士官学校生が卒業のときにやっている知った学生の誰かが、やり始めたのではないでしょうかね。

それにしても最初にやった学生勇気あるなぁ

投げられた帽子は、後輩たちがちゃんと回収し、国からの貸与品であるため、返納されています。

同窓生から創立50周年を記念して贈られた、富士山と桜をモチーフにしたステンドグラスも美しかったです。

またしても誰もいない広場にそびえたつのは、給水塔兼時計台です。

自衛官になる者としては、時間を守るのは大事ですからね。

 

課業時間前になると学生達は学生舎から一斉に降りてきて、受ける授業ごとの集団になり整列して向かいます。

この日はかなりの雨だったので雨衣(あまい)を着ています。

自衛隊ではレインコートなどとは言わないんです。ちなみに防寒コートは外套という、なんともクラシカルな言い方をします。

そして自衛官は制服を着ているときは、傘をさしてはいけません。

自衛官の服装には厳しい決まりがあり、その決まりでは傘をさしてよいとなっていないからです。

おかげで自衛官は私服のときも、なぜかあまり傘をささない人が多いような気もします。(私服のときはさしていいのに)

話がそれましたが、前に立っているのは学生長だそうで、学生長と、行進している学生さん達が何か叫んでいるのですが、何を言っているのかわかりませんでした。

ガイドさんに聞いたところ、「こんにちはー」と言い合っているそうで、体育会系の挨拶はやっぱり何て言っているのか、わかりにくいものですね。

 

課業行進の見学が終わると学生会館という厚生施設に向かいます。

ここでアンケートを書いたり、防大オリジナルのおみやげなどを購入することができます。

ここは先ほど学生さん達が集まっていた、学生舎前です。

学生舎は第1大隊から第4大隊までの4つあり、それぞれの大隊によって特色があるそうです。

開校祭名物の棒倒しは、この大隊ごとに行われるので、大隊での結束が大事なのですね。

こちらは図書館になります。半地下構造ですが光入るようになっていて、広くてきれいで、勉強のしがいがありそうです。

こんないい図書館で勉強できるのはちょっと羨ましいです。

  

最後は屋外展示物を見せてもらいまいした。

戦闘機、戦車、魚雷などが展示してあります。

屋外に常時展示されているものなので、古いものですが実際に間近で見るとその圧倒的な威圧感が伝わってきます。

以上で防衛大見学ツアーが終了です。

だいたい1時間30分くらいの行程ですが、わりとゆっくりペースで、途中で座ることもできるので、体力にあまり自信がない方でも参加していただいて大丈夫だと思います。

そしてツアー参加者にはおみやげありました。

防衛大の紹介パンフレット航空自衛隊のクリアファイル、クリップ、付箋です。

とくにこの航空自衛隊の航空機の形になっているクリップと付箋かわいくないですか?

何故か空自推しなのですが、ガイドさんに聞いたら非売品だそうで、自衛隊好きな人には嬉しいおみやげですね。

おそらく行く時期によって、いただけるものは違ってくるのではないかと思います。

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自衛隊イベント情報2022/防衛大見学ツアー毎週開催 まとめ

今回は残念ながら資料館の見学はできませんでしたが、若い人たちが何かに向かって頑張っているのを見るのはいいものですね。

一般的な大学生とは、まったく違う青春を送っている学生さん達。

日本の未来の安全は、こういった志の高い若者達に託されているんだなと感じ、心の底から応援してあげたくなりました。

知られざる防衛大学見学ツアーにぜひ行ってみてください。

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