2022年は海上自衛隊創設70周年を迎え、6年ぶりの観艦式は国際観艦式として11月6日に行われました。
それに伴うフリートウィークも盛大に開催され、自衛隊ファンには嬉しい期間でした。
今回はワタシが見てきた、フリートウィークの様子をご紹介いたします。
艦艇一般公開横須賀/護衛艦いずも、ひゅうが、あさひ
フリートウィークの1回目dは秋晴れの中、横須賀地方総監部で行われた艦艇一般公開に行ってきました。
朝8時頃に横須賀駅に着いたのですが、総監部に隣接するヴェルニー公園は長蛇の列です。
ですが、気候も良かったし、途中で展示用のヘリコプターが着陸するとこが見られたりしたので苦にはなりませんでした。
ヴェルニー公園の人の列がどんどん増えて行った為、スタートも若干早められたようでした。
お昼頃から行ったという人に聞いたところ、昼にはもうさほど並んではいなかったようです。
8月のサマーフェスタのときは昼でもまだかなりの列があったので、フリートウィークは何日かあるのでばらけたのでしょうか。
手荷物検査は待たされることなく、すぐに終わり入場することができました。
手荷物検査では飲み物を持ってきている場合は、その場でひと口飲むことが求められます。
アルコール類や刃物は持ち込み禁止だったのですが、持ってきている方もいたようです。
自衛隊の施設内はレジャーランドではないので、ちゃんと事前にルールを確認しておきましょう。
入場して最初に海上自衛隊でいちばん大きい、護衛艦いずもに乗りました。
いずも艦尾の自衛艦旗。ちょうどいいくらいに風があったので、たなびい青空に美しく映えますね。
飛行甲板だけの見学でしたが、昇降機に乗せてもらい、上にあがるのでちょっとしたアトラクション気分で楽しかったです。
いずも・ひゅうがは、一気に人の出入りができるので、あまり並んで待つようなことはなかったようです。
あさひだけはタラップがひとりずつしか乗り降りできませんので、若干列になったようでした。
あさひではラッパの実演やヘリコプターの搭乗員と写真撮影ができるなど、お楽しみもありました。
各護衛艦では護朱印という乗艦記念がもらえちゃいます。
各艦艇様々なデザインになっていて、海自ファンなら絶対に集めたくなりますね。
今年のフリートウィークではこの護朱印を持って、赤レンガで行われるイベントに行くとガラポンができるという企画もありました。
海上自衛隊艦艇電灯艦飾
フリートウィークと共に行われたのが、艦艇の満艦飾と電灯艦飾です。
海上自衛隊では、記念日などには昼間は国際信号旗をマストから艦首艦尾にかけて飾る満艦飾と夜間は艦艇のシルエットが浮かぶようにライトアップする電灯艦飾があります。
この電灯艦飾はとてもキレイなので、夜に出かけてみました。
まずは、ヴェルニー公園に横須賀地方総監部の吉倉岸壁に停泊している艦艇を見に行ったのですが、吉倉は停泊位置が重なってしまうので、手前の艦しか見られ
なくて、ちょっと残念。
山の上の高台などに行けば、たくさん見ることができるかもしませんね。
他に艦艇が見られる船越地区に移動してみました。
こちらは艦艇がずれて停泊しているので、たくさんのイルミネーションを見ることができました。
車を停めて見に来ている方も何人かいました。
海上自衛隊広報イベント横浜赤レンガパーク
11月3日の祝日はイベントが目白押しで、どれに行こうか迷いました。
横須賀では音楽隊のパレードと国際観艦式に参加する外国艦艇の一般公開が行われていて、横浜の赤レンガパークでタレントのなかやまきんに君さんが来場する広報イベントが行われます。
悩みに悩んで、赤レンガのイベントに出かけたのですが、この選択が失敗でした。
なんと京浜急行線が横浜まであと少しのところで、停電によりまったく動かないという、アクシデントに見舞われてしまいました。
結局しばらくしたら動くだろうという期待虚しく、当分復旧は無理と判断されて、線路を歩いて駅に向かうハメになったのでした。
たまにニュースなどで、そのような場面を見ることはありますが、まさか自分が体験することになるとは!
歩いたのは10分弱だったし、昼間で気候も良い日だったので、経験としては話のネタにはなりました。
他の皆さんも記念写真を撮ったりして、滅多にないことを楽しんでいたようでしたよ。
でも歩きにくい靴を履いていたり、重い荷物を持っていなくてよかった。
ですが、結局楽しみにしていた、きんに君さんの登場時間はとっくに過ぎてしまい、見られずじまいでした。
しかも護朱印でできるガラポンをやりたかったのに、肝心のそれを忘れてくるという大失態をおかしてしまい、ガラポンもできずじまい。
ミニP3C起動展示だけ見て帰って来ました。
ミニP3Cとは、海上自衛隊が運用している対潜哨戒機(潜水艦を探す飛行機のことです)を模した乗り物です。
空自がやっているミニブルーインパルスの海自版ですね。
機動展示ではミニPとミニ護衛艦、敵役のミニ潜水艦がでてきて、どのような働きをしているのかを展示してくれます。
機動展示を見るのに一番前の場所を確保しました。
前の方は折り畳み椅子を出して座っている人が多く、こういうイベントには、コンパクトになる椅子があると本当に便利です。
この日赤レンガでは同時に全国のおいしい物を集めたフードイベントも行われていたのですが、座るところに苦労するのでそんなときにも活躍できます。
海上自衛隊国際観艦式2022は生配信
毎回すごい倍率になる観艦式の乗艦チケット、今回は無観客で行われましたが、You Tubeの公式チャンネルで生配信が行われました。
自衛隊の最高指揮官である、岸田内閣総理大臣がヘリコプターで降り立つところから配信され、各受閲艦が敬礼するとこもよく見ることができました。
ぶっちゃけていうと、実際に乗り込んでみても、観閲部隊側の艦に乗らないとあまり面白くはないんですよね。
朝早くから集合することも、寒さに震えることも、船酔いで苦しむこともないので、実は自宅で配信を見るのが一番いいかもしれません。
チャット欄で他の方のコメントも見られるので、それも楽しいですよ。
ひとつ気になったのが、ヘリから降りた岸田総理を見て何か違和感…なんとモーニングではなかったのです。
海自側はもちろん礼装をしていて、外国海軍の将校たちも参列しているというに、普通のスーツでご登場…
こういった式典には、モーニングにシルクハットが文官の礼装なのですがねぇ。
歴代総理の観艦式
安倍総理、麻生総理は流石凛々しいですね
その他総理も礼装
あぁ~~~恥ずかしい岸田 pic.twitter.com/mxXQJtTHnf— 銀狼@JAPAN (@SilverWolfJapan) November 9, 2022
軽んじられているいるようで、ショックですねぇ…何か事情があったと思いたいです。
海上自衛隊イベント2022国際観艦式フリートウィーク/艦艇一般公開広報イベント まとめ
今回の国際観艦式とフリートウィーク、おもいっきり楽しみました。
何か月も前から楽しみにしていたので、終わってしまいちょっと寂しい気すらします。
次の観艦式は順調にいけば3年後の2025年の予定です。それまでのお楽しみですね。
来年は航空自衛隊の航空観閲式が行われる予定だと思います。
空自といえば人気知名度抜群で、観艦式でも飛来したブルーインパルスがあるのでこちらも、注目ですね。
観客等は入れるのかまだ不明ですが、来年が楽しみですね。
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